Surfing for Change
私が常々疑問に思う事の一つが銀行というシステム。確かに便利ではあるけれど、どうしても納得いかないことがあるのです。 我々は、銀行にお金を預ける、って言うけれど、それって実は銀行にお金を貸してあげているのと一緒。 で、我々が銀行にお金を貸してあげることに対する利息は今や0.1%にもならないのに、その同じ銀行からお金を借りようと思ったら15%とか20%を取られる。なぜ誰も文句を言わないのか不思議で仕方ないのですが、先日、友達にこの疑問をぶつけてみましたら、「そりゃ、銀行も企業だから利益を出さなければならないから仕方がない。」と。 確かにごもっともな回答だったのですが、それにしても、0.03%に対して15%っていくらなんでもぼったくり。
本日ご紹介するこのビデオ、私の疑問の多くを解決してくれました。確かに銀行は便利なので、使わないわけにはいかない。でも、どの銀行に預けるか、ということをもう一度良く考える機会を与えてくれました。
カリフォルニア在住の21歳のサーファーKyle Theirmann。 初めて名前を聞きましたが、彼は、Surfing for Changeというビデオを作ったことでサーフィンコミュニティから一般市民も巻き込んだムーブメントを起こしています。お金とは、銀行とは、企業の繋がりとは何か。冷静に考えたらすぐわかることなのに、なぜ私は今までこのことに気付かなかったのか。まさに灯台下暗し。

英語なので、日本語訳(適当ですが)もつけてみたので是非ご覧ください。
TEDという組織のイベントで自分の活動について語った時のビデオです。

日本語:
僕はサーフィンが大好きでラッキーなことに若いときから世界のあちこちでサーフィンしています。僕は高校の時あることを学びました。
「銀行にお金を預けるとはつまり、その預けた自分のお金で銀行は更に誰かにお金を貸す」
ということ。例えば家を買うのにお金が必要なように、大企業はプロジェクトを実現するのに大金が必要です。そこでこのシステムについて良く考えてほしいのです。つまり、銀行は僕たちのお金が必要なわけです。そして企業は銀行が必要。つまり実は主導権を握ってるのは僕ら自身なんです。
僕は18歳の時チリへサーフトリップに行きました。100年前のカリフォルニアみたいなとても美しい街です。そのチリにあるConstitucionって街に、石炭のパワープラントを作るっていう計画があることを知りました。周りの環境を破壊するこの計画にローカルは皆反対していました。僕は、この旅で企業が勝手にコミュニティにやってきて、地元の住民の豊かな暮らしを壊すのを目の当たりにしました。
で、ここで思い出したのが、企業が何かプロジェクトを進めるのに銀行のお金が必要だってことです。では、いったいどの銀行がこのプロジェクトを進めているのか、って言うのををリサーチしまた。すると、このプロジェクトをやっている企業をファンドしているのは何とBank of Americaだったんです。とてもおかしな気分でした。僕のお金がこの破壊のために使われてるんです。ただ、そこで気付いたのは、我々のお金が使われているのなら、これを止めさせる力を持ってるのも我々だということでした。
もし他のサーファーが僕のようにこれを理解したら。と思ったんです。全ての銀行が同じと言うわけではないですが、あなたがBank of Americaにお金を預けたら、僕らの意思に関係なくそれはこういうプロジェクトに使われているということです。 しかし、ここで、メガバンクではなく地元のローカルバンクに預けたらどうなるでしょうか。たぶんその地域でのプロジェクトに使われます。そのプロジェクトを推進するのも止めるのも実は僕ら次第なんです。
これを受けて作ったのがSurfing for Changeです。この映像を通してサーファーに、地元の銀行ににお金を預けるように促しました。YOTUBEにアップしたら、他のサーファーはもちろんサーフィン関連の会社もも行動を起こしてくれて、更にサーファーじゃない人も地元の銀行にお金を移しだしました。このビデオは僕が19歳の時にリリースしたんですが、これまでに、このビデオををみて、$340.000.000(2億7200万円)がローカルバンクに移されました。
このチリでの経験が今の僕をつくっています。いま僕はSurfing for Changeっていうサイトで映像を配信しています。トリップへ行った先での社会、環境問題を映像にして、地元サンタクルーズで一人一人が日々出来ることをやってもらおうとしています。この経験で僕が学んだのは、自分たちが毎日日々決定することが、コミュニティを変える力を持っていて、それは世界を変える力にもなるということ。
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というわけで、私はもちろん、今まで何も考えずに、口座を開くなら大手銀行で開いていましたが、こういう選択肢があるっていうことをもう一度考え直そうかと思いました。どうせどこかのくだらない企業に貸し出されるならば、より良い使い方をしてもらいたいですし。
By Beach Press編集部
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