ゴキゲンライフのための瞑想トレーニング


今時、「思考はエネルギーだ」といわれて鼻で笑うような人の方が少ないのではないかと思う今日この頃。少なくとも、私の周りには少ない。「そんなバカな」と思っているそこのあなた、時代の波に乗り遅れてやしませんか。科学の定規で測れないモノは信じない人は多いですが、脳波は測れますね。脳波とは『神経細胞とシナプスの活動の結果生じた電位の差の波』らしいのですが、個人的にまとめると、まさに、目には見えない波=エネルギーを発してるのが脳で、考えるとはつまり、エネルギーの放出ではないかと疑う余地もないのですがいかがでしょうか。

 

さて、今回はあのスティーブ・ジョブスも実践していたと、近頃ウワサの瞑想についてです。脳波と瞑想にどんな関係があるのでしょうか。今回お伝えするのは私の個人的な経験や読んだ本の総括ですが、まず、人間は状況に応じて様々な脳波をビンビン出しているらしい、ということから始めます。

【人間の脳波の種類】
1.起きて活動している時 ベータ波
2.リラックス状態、目覚めたばかりのときなど アルファ波
3.夢を見ている時、レム睡眠中 シータ波
4.深い睡眠状態 デルタ波
5.深い瞑想状態 ガンマ波

私達は通常、5のガンマ波以外、だいたい1-4の状態を行ったり来たりしているそうです。で、残りの一つ、ガンマ波がビンビンになるにはかなり高度な瞑想技術が必要なんだとか。

では、このハイレベルな脳波を出すと何が起こるかです。人間は考える生き物。常に頭の中を何らかの思考がぐるぐる駆け巡ってはいませんか?瞑想とは、この「思考グルグル」からの脱却を目的の一つとしています。何も考えない状態を意識的に作り出します。私は思考のエネルギーが持つ影響力の大きさを軽視している人の多さに驚きますが、これをコントロールするのが瞑想だと思うのです。瞑想に慣れてきて、何も考えない、つまり『無』な状態になると生じる一番の効果は、脳内の不要なメモリのクリアです。

瞑想する若き日のスティーブ


【瞑想の身体的効果】
人間は気づかないうちに、過去にとらわれ、未来への不安というストレスの中にどっぷり浸かって生きています。が、瞑想によって『何も考えないひと時』を持つことで、自動的にこのストレスが解放されるんだそう。深い瞑想状態に入ると、まず、心臓から送り出される血液の量が減少する代わりに、体全体の血流量は増加。(心臓が休憩できるのは瞑想中だけだそうです。)代謝が低くなり、かわりに身体全体が高機能になるので、燃費がとてもよくなる。代謝が低くなることで、神経系統や筋肉などに溜まっていたストレスを眠る以上に取り除き、恒常性が働くので若返る。と、とにかく、良いことづくし。私は瞑想の最大の効果はこの自動脳内キャッシュクリアだと思います。潜在意識という未知の領域に知らず知らずに溜め込んだゴミを勝手に削除してくれるらしいのです。

【メモリクリアでストレスフリーになる】
日々の些細なストレスから、大きなストレスまで、人間の体と言う素晴らしいマシーンは、それを勝手に処理して、脳だかどこだか知らないですが、思い出すこともないような奥深くにしまいこんでくれます。おかげで、我々はどんな悲劇が起ころうとも、時が経てば、何事もなかったかのようにいつもの生活を送ることができる。でも、この記憶はしまってあるだけで、消えたわけではない。消えずにどこかに残ったこの記憶は、実は勝手に再生しては私たちの精神活動に大いに影響を及ぼしているのです。つまり、真にゴキゲンな人生、不要なメモリに振り回されないのためには、この不要なデータの削除がホントに大事で、その削除作業の助けになるのが瞑想なんです。

 
【瞑想のやり方】
というわけで、瞑想の方法ですが、これと言ったやり方をお伝えするのはなかなか難しい。ろうそくのともしびに意識を集中させましょう、とか、数を数えるとか、呼吸に集中するとか色々なやり方がありますが、自分に合った方法をみつけていくのも瞑想のプロセスではないでしょうか。電車に乗っていても、立っていてもどこでも出来るんだ!とか言う人もいますが、まず必要だと思われるのは、邪魔が入らない、一人でいられる場所の確保です。あと、携帯電話はサイレントモードで。リラックスできる服装も大切。■姿勢
環境が整ったら、後はトレーニングです。昼でも夜でもOKですが、暗闇が怖い人は朝起きてからの方が良いかもしれないですね。姿勢は、座って背筋が伸びた状態が一番良いそうです。大の字に寝転がるのも良いと思いますが、寝てしまってはダメなので、座ってる方が良いかも。そう、寝ちゃったらダメです。意識は常にはっきりとさせるのも大切。

■呼吸
では目を閉じます。呼吸に集中するのが一番やり易いです。腹式呼吸で、ゆっくり5秒くらいかけて息を吸って、8秒くらいかけてゆっくりと吐きます。鼻から、の方が良いらしいです。とにかく、呼吸を50回~80回位、数えながらで良いので繰り返します。深い呼吸は副交感神経を起動させるので、体がリラックスしてくるのがわかります。全身リラックスするように体に命令するのもいいです。どこにも力が入らないように。

■無になる
そう、これが一番難しいのです。どんなに呼吸を数えることに集中しようが、しょうもない考えが頭を駆け巡ります。「おひるごはん何食べよ・・・」とか、「あ、あの人にメール返信してなかった!」とか。個人的には、やらねばならないことが次々思い浮かんでくることが多いです。が、別に良いんです。思い浮かぶ思考は、脳がメモリクリア作業をしているからだとか。どうでも良いことが思い浮かぶまま、それにとらわれることなく、過ぎ去るのを待てば良い。放っておけば過ぎ去ります。

■長さ
どうやら長ければ長いほど良いと言うわけでもないらしく、毎日10分-15分ほど続けられれば、それだけで効果は絶大だそう。毎日継続的に行う事の方が大切だそうです。瞑想修行者の中には、1年間一日20時間瞑想した、なんて人もいるみたいです。そうなると、もう一日中放っておいても、そのスーパーガンマ波が出まくる状態になるらしいですが。

 

というわけで、瞑想とは、脳波コントロール。もはや科学の領域ではないかと思うわけですが、皆さんもぜひ日々のルーティーンに瞑想を取り入れてみてください。目に見えてすぐに明らかな効果が見える作業ではありませんが、続けることで間違いなく効果を感じることができます。私は自分の感情や思考にブンブン振り回されることがあまりなくなりました。感情のアップダウンがほとんどないです。が、とにかくやらなきゃわからない。10分あれば出来ることなので、とりあえず2週間とかやってみるのをオススメします。数年前まで、ヨガなんてやっているのは、仙人目指してるちょっとおかしな人。ってイメージだったのが、今や巷はこのヨガブームっぷり。偉大な経営者の多くが秘かに実践していたという瞑想を、生活に取り入れるのが普通になるのもそう遠くないんじゃないでしょうか。

By Beach Press Eri

参考文献
http://ameblo.jp/rena06/entry-11231696946.html
超人生のススメ ボブ・フィックス
からっぽ! アンディ・プディコム