日本人が主催するバリ島のビーチクリーン団体 (参加大歓迎!)





Canggu Beach Clean up は、バリ島西海岸のチャングー・ブラワビーチにて、毎週火曜日の夕方5時にビーチクリーンを行うボランティア団体です。

「サーフィンや子供の遊び場として自分たちの日常に溶け込んでいるビーチにゴミが散乱している光景を嘆いているだけでは何も始まらない。とにかくゴミ拾いをしようではないか!」

と、チャングー在住の私ともうひとりの日本人ママが発起人となり約2年前に発足しました。

フェイスブックで告知し参加者を募り、時には30人以上を超えたり、時には主催者だけだったり、時には学校や他団体とコラボしたりと、ローカル、旅行者、在住者、国や人種や年齢は様々ですが、「ゴミ問題をなんとかしたい」という共通の思いを持って、色んな人々が参加してくれています。

また、活動をどこかで知った団体や個人の方たちが取材や寄付に訪れてくださり、先日はサーフライダーファウンデーションジャパンから50本のトングをいただいたりと、こうした周りの支援により、ビーチクリーンの環境が少しづつ整ってきています。

ここで拾うゴミは、ビニール袋、ストロー、シングルユーズプラスティック(水、シャンプーやコーヒー、キャンディなど、一回分だけ小分けにして売っているビニールパッケージ)、タバコの吸い殻、化粧品などのボトル、歯ブラシ、紙おむつ。。。水やジュースのプラスティックボトルが最大のゴミ問題と思われがちですが、そちらは回収して持っていくとお金になる施設があるので、ビーチや街中に全くと言っていいほど落ちていません。

これらのゴミは言うまでもなく、明らかに人間が出した生活ゴミです。

バリの雨季と乾季を何年か見てきて理解したのが、内陸で処理されないゴミはすべて川を流れて最終的に海に辿り着く。

また、隣の島などから出され海に流れたゴミは、風向きによってこちらのビーチに打ち上げられる。こちらが出したゴミも逆に隣島に打ち上げられているようです。

毎年その繰り返しで、乾季のビーチクリーンでは時には用意したゴミ袋があまってしまうぐらいゴミが見つからない日があるのに対して、雨季のそれは、たかが何十人がゴミ拾いしたところで何も変わらないという現実を見せつけられ、絶望すら感じてしまいます。

このゴミ問題の大きな原因は、①インフラが発展に追いついていない ②ローカルの人々の意識が時代に追いついていない という2つに集約されます。

ローカルのゴミ回収業者はありますが、分別などなく、回収したゴミは東海岸のスランガンビーチにほど近い、元はとても綺麗な海沿いに集められ、ヘドロと悪臭を出しとても大きなゴミの山を作っています。その光景は、人間がこの世に作り出した地獄絵図です。

また、ゴミ回収業者にお金を出す余裕がない、もしくは価値が見出せない人たちは、川や森にゴミを捨てたり、空き地で燃やしたりしてその場限りの処理をしています。

そこを語るとかなり長い文になってしまうので、ここでは問題に対して人々が何をやっているか、何ができるか、という意味で、リサイクルゴミ会社Eco Bali の活動を紹介したいと思います。

Eco Bali は、バリにあるリサイクルゴミ回収会社ですhttp://eco-bali.com/ 。個人、レストラン、学校、会社などの依頼主に『紙』と『プラスチック、メタル、その他』という2種類のゴミ袋を提供し、週に1度回収してくれます。私たちCanggu Beach Clean upのサポーターでもあり、私たちが拾ったビーチゴミは全てEco Baliに回収していただいています。

回収されたゴミは、いったんEco Baliのゴミ収集場に集められ、そこでさらに細かく分別されます。

自社ででリサイクル工場を持ち、様々なリサイクル品を研究開発して商品になっているものもあります。

自社で処理不可能なゴミは提携しているリサイクル工場に運ばれます。それでも最終的に残ってしまったゴミは、ゴミ埋立地に行きます。

ゴミ処理業者としての活動が表立っていますが、Eco Baliの最大の目的は「zero waste lifestyle (ゴミを出さない生活スタイル)」。人々にその大切さに気付いてもらい、そこに向かってもらうことです。

その為に、各小学校を回って教育を行ったり、企業や団体を支援、コンサルタントしたり、イベントなどでメッセージを発信したりと、そちらの活動も精力的に営んでいる会社でもあります。

雨季のゴミの惨状を見ると、私たちの小さなビーチクリーン活動が、何の解決の足しにもならないことを痛感させられます。

それでも黙って見ているだけではいられない、という思いだけで続けてきてわかったこと、見えてきたこと、繋がった人たちがあり、そこに問題解決に向かっている希望を見出すことができるようになったのは大きな収穫です。

私たちCanggu Beach Clean up は、毎週火曜日5時からチャングーのブラワビーチから出発し、500メートル先のプランチャックビーチまでゴミ拾いをしています。

ゴミ袋とトングを用意していますので、誰でも身ひとつで参加できます。

実は夕日がとても綺麗なロケーションと時間帯です。

みなさんも、チャングーに旅行に来てタイミングなどがあったら是非ご参加ください。

フェイスブックページは英語で書かれていますが、日本語のメッセージにも対応しています。質問などございましたら、こちらのメッセージから受け付けています。

https://www.facebook.com/canggubeachcleanup/

文 : Chieko Frank (Canggu Beach Clean up)

 

草木染め服 Indigo Sea は、Canggu Beach Clean up をサポートしています。

ケミカルな染料で海を汚さない、草木染め服 Indigo Sea 。インディゴブルーの美しい海を、永遠にこの地球に残したい。 ブランド名のIndigo Seaには、そんな思いが込められています。

 





ABOUTこの記事をかいた人

indigosea

http://indigosea.net
チエコ 1999年にサーフィン好きが高じて日本を脱出1人ハワイ移住するも、そこで出会ったアメリカ人現夫とアジアバックパッカーの旅⇨埼玉⇨マリブ(アメリカ)⇨サンディエゴ(アメリカ)⇨パナマ⇨バークレー(アメリカ)と移り住んだ末に理想の地、バリ島チャングーに落ち着いて現在5年目に突入。2人のガールズの子育てをしながら、サーフィン、ヨガ、仕事に日々鍛錬の日々をおくってます

ユウコ 1999年初バリ。初めてのバリでバイク事故に合い前歯二本折れたりバリっ腹になったり想像以上のパワフルな波で恐怖体験をし最悪の印象でこんな島2度と来るもんか!!と思っていた。 2002年にサーフィン&バリマニア現旦那と結婚。それまでハワイハワイだったのに好きな人と行く場所は輝いていたので簡単にバリの虜となる。 夫婦でバリへ通いつめ、地元京都でバリ人シェフを招いてアジアレストラン開業。その後ウルワツでレストランを開店させた旦那の応援しつつ、自分自身がバリへ通う回数を増やすにはどうすればいいかと考えた結果2007年出来たブランドがインヤンヨガウェア。バリで仕事を持つことでバリとの愛情を深め、2012年京都のお店を閉めてバリへ完全移住。2015年無謀ながらもバリで高齢出産にチャレンジ!2017年また新たな草木染めブランドindigo sea設立。現在チャングーに住み5年、育児と家事は旦那とほぼ半分づつ分担し仕事も適度にサーフィンも気の向いた時に楽しんでいるロングボーダー45歳水瓶座A型。