今年もやってきたサイレントディ





はじめまして!
自称サーフヨギーニチエコの相棒、自称京女社長ユウコことユーヤンです。
チエコと二人でチャングーよりブログをお届けします。
どうぞ宜しくお願い致します。

今年もこの時期がやってきました!
サイレントディ!!
今週末はバリのビックイベントとなるお正月ニュピ。
ニュピとは。
まる一日外出禁止、空港までも閉鎖するという大昔から守られている大胆なルール。
電気は使えず沈静に過ごす日です。
テレビも映りません。
もし夜間電気を付けたもんなら村のパトロールのおっちゃんに激怒されたり村八分にされるのです。恐ろしや。
郷に入れば郷に従うべき我々よそ者はその珍正月を心から祝福し楽しんでいる。
もし外出禁止中に急病や、はたまた産気づいたらどうするのかというと、村のお偉いさんへ申告し許可証をもらい病院へ行く事が出来るのです。私は3年前のニュピに臨月手前で微弱陣痛があり、もしかしたら新月に早産するかもと脅され病院でニュピを過ごすようにも進められたけど、それならば大型ホテルで過ごせば陣痛きても許可証もすぐにもらえて病院へ行けると聞いたのでヌサドゥアの豪華ホテルで最後の妊婦生活を車椅子でエンジョイした思い出がある。

ニュピはバリヒンドゥー教のサカ暦を用いて毎年新月にあります。
1年の始まりを新月とする宗教は世界でも存在していて、西暦という枠に左右されず定時刻や日にちの感覚がズレてる人にはかなりしっくりくるのではないかとここ数年ニュピを過ごしてきて思う。
電気もなく飛行機の飛んでない新月の夜空を想像してみて下さい。ジャングルか田舎なら見る事が出来るのかもしれない星の数が普段の生活の中で見れて大宇宙を感じられる。日常の騒音や無駄な電波もなくなるため感度もビンビンに高まる(たいがい酔っ払ってるが)。
こんな貴重な珍体験の出来るニュピを過ごせてバリに住んで良かったと思う事の1つでもある。
とは言っても最近は家で静かに過ごさずホテルでのんびりするのも楽しみにしている。
今年はインターネット回線も切られるという噂もありそれはとても楽しみ。
バリにいるとこのように日常的な便利アイテムが強制的に終了させることがよくある。
今日は電波悪いね、だって風が強いもんね、とか。停電や突然の大雨や洪水、雷が落ちたり、ネズミが電気の線を食べて漏電して火事に繋がったり、バイクごと田んぼに落ちる事故にあったり、羽虫が大量発生して家の中は羽地獄になったり、お風呂では大雨後は泥水だしコブラやサソリとご対面したり、、、1歩間違ったら死に繋がりホントの強制終了になりかねないので意外とのんびりしてられず刺激的な日々。
まぁこんな珍事件が日常に起こるのがバリ。

話それましたがニュピが近づくと夜通しマントラ(御経)が唱えられていてそれが意外と心地良くバリ島の1年の汚れを清められていくと同時に自分の汚れも落としてもらえるように感じられるのでラッキー。
それだけでは留まらないのがバリヒンドゥー教!ニュピ前日は街中通行止めになり悪霊を追い祓う大騒ぎをするのだが、その大騒ぎも中途半端ではなく本気!大きな大きな悪霊を見立てて村ごとに夜な夜な男達が集まり1ヶ月ほどかけて作るそのクオリティたるものの凄さ!その名もオゴオゴ!オゴオゴて!!!
その作った悪霊を担いで街中を練り歩き各街でコンテストまであるかと思えば最後は燃やしたり破壊する。
ヨガ的に言えば、破壊と再生。バリニーズの宗教感はそこにある。お葬式なんて、祝福されて大騒ぎしながら棺を担ぎ村をあるいてくれるのだ。輪廻転生を信じてるので死は暗いものではないらしい。
いやぁーーそれにしてもこの静と動の振り幅がすごすぎて原始的にも見えるバリニーズの情熱や生き様って私達からするとコントにしか見えないけど実は憧れている。
コントのように生きれるってカッコイイ!

<お坊さんも本気ですし>

 

 

<この画像は数年前のものだけどだいたいオーブみたいなのがたんまり映るからホンマモンの祭りだ>

<息子3歳の通うインターナショナルスクールでもオゴオゴを作り文化を楽しむ>

バリにハマって19年ほど。気軽に年中好きな時にサーフィン出来るのは当たり前の魅力やけど、こういうおとぎ話や昔話のような世界が日常で身近に感じられるところも魅力のひとつ。
毎日突っ込むだけでも忙しい。
これはバリのほんの一部。
全部ひっくるめてバリライフを楽しめたら超ラッキーだし人生がさらにオモロくなるわけです。

さてチャングーは少し早くシーズン到来!波は良いけど人は多過ぎる。
わたし雨季の汚さで4ヶ月波乗りしてまへん!!!
汚い海ではサーフィン出来ない貴族でございます。
まぁ目の前に波があっても毎年そんなもんです。

Happy silent day Nyepi in Bali.





ABOUTこの記事をかいた人

indigosea

http://indigosea.net
チエコ 1999年にサーフィン好きが高じて日本を脱出1人ハワイ移住するも、そこで出会ったアメリカ人現夫とアジアバックパッカーの旅⇨埼玉⇨マリブ(アメリカ)⇨サンディエゴ(アメリカ)⇨パナマ⇨バークレー(アメリカ)と移り住んだ末に理想の地、バリ島チャングーに落ち着いて現在5年目に突入。2人のガールズの子育てをしながら、サーフィン、ヨガ、仕事に日々鍛錬の日々をおくってます

ユウコ 1999年初バリ。初めてのバリでバイク事故に合い前歯二本折れたりバリっ腹になったり想像以上のパワフルな波で恐怖体験をし最悪の印象でこんな島2度と来るもんか!!と思っていた。 2002年にサーフィン&バリマニア現旦那と結婚。それまでハワイハワイだったのに好きな人と行く場所は輝いていたので簡単にバリの虜となる。 夫婦でバリへ通いつめ、地元京都でバリ人シェフを招いてアジアレストラン開業。その後ウルワツでレストランを開店させた旦那の応援しつつ、自分自身がバリへ通う回数を増やすにはどうすればいいかと考えた結果2007年出来たブランドがインヤンヨガウェア。バリで仕事を持つことでバリとの愛情を深め、2012年京都のお店を閉めてバリへ完全移住。2015年無謀ながらもバリで高齢出産にチャレンジ!2017年また新たな草木染めブランドindigo sea設立。現在チャングーに住み5年、育児と家事は旦那とほぼ半分づつ分担し仕事も適度にサーフィンも気の向いた時に楽しんでいるロングボーダー45歳水瓶座A型。