食物連鎖のおかげでスクラブが食卓へ。マイクロビーズ入り化粧品の旅


「ツルツルのお肌に!」きれいなタレントが宣伝しているCM。薬局へ行けばちゃんとその製品が販売されていて、CMの擦り込みが功を奏してみなさんが何気なく手にしているそのスクラブ洗顔料。無意識に使い、無意識に水道で洗い流したものは海へ流れだし、めぐりめぐってあなたのお口へ帰ってくるのです。

スクラブに使われているマイクロビーズはプラスチックです。下水処理でもマイクロビーズは拾われないので結局海へ流れていきます。わたしたちサーファーがどれだけビーチクリーンでプラスチックごみを拾ったところで、さすがにこのマイクロビーズを拾うことはできない。

アメリカでは現在このマイクロビーズの使用を法的に禁止する条例を通そうとする動きがあるのですが、カリフォルニアでは大企業がこの動きを阻止しようとしています。大企業は政治活動を行うロビイストたちを買収、“この条例ではプラスチックはもちろんナチュラルな原料も禁止しようとしている”と間違った情報を流しているため、条例は否決。また、イリノイ州では可決されたのですが、さまざまな抜け道がある条例でまったく意味をなしていないそう。

以下、5GYRESという団体が掲載しているチラシの情報を日本語にしてみましたのでご覧ください。5GYRESではただいま署名活動を行っているのでぜひ署名を。
こちら
http://5gyres.org/how_to_get_involved/action/

5gyres_microbeads_infographic■チューブ入り洗顔料には33万個以上のマイクロビーズが使われている。
■世界では1147種類の化粧品に角質除去剤としてマイクロビーズが使われている
■マイクロビーズは配水管を流れるようにつくられている

マイクロビーズの旅
1.下水処理場ではマイクロビーズなど水に浮く物質を除去しない。
2.大雨などで処理能力を超えると、下水処理場は汚水をそのまま流す場合もある
3.肥料として使用される汚泥などからもビーズは流れ出す

■663種類の生物が海中のプラスチックを食べたり絡まったりして影響を受けている
■5GYRESの調査により、エリー湖では一平方キロメートルあたり43000このプラスチックごみがみつかった。
■プラスチックの破片は有害化学物質を水と比較して100万倍も吸収する
■マイクロビーズは世界中の還流や湾、海洋に流れ出している。

というわけで、結局人間は自分で自分の尻拭いをするハメになっているのですが、美味しそうなサシミを見て、まさかそこにプラスチックのマイクロビーズが含まれているなんて思わない。無意識に生きているとどんどん自分の首を絞めることになります。

あ、そうそう、最近すばらしいスクラブを見つけました!ビーチの砂です(笑)。海水浴をしているときに、子どもがわたしの足に砂を擦り付けてきたんですが、まあ、マイクロビーズ入りなんでしょうが、すごく細かい粒子で、そのまま足を砂でスクラブしまくったらつるっつるになりました!

 

 

 

 

 

ABR-14202-1
Beach Pressおススメの天然塩スクラブ
Abra Therapeutics
ナチュラル素材のみのミネラルアロマスクラブ。さらさらした塩状なので普通のスクラブとはちょっと違いますが、香りもよく使った後はお肌がツルツル。塩なので傷にしみますが(笑)。