自然を求めるのは人間の本能だ

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鉄は熱いうちに打ってみよー。
というわけで、つづきを。

私たちが宿泊したのは、Tupira Surf Clubというキャンプで、キャンプと言っても、テント張るわけじゃなくて、蚊帳つきベッドルーム、バー、レストラン、シャワー、トイレ完備。
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ま、シャワーは水オンリーだし、電気は夕方以降だけだし、虫だらけだし、暑い日は寝苦しい。けど、ここの人にとっては生まれた時からこの状況だから、これが普通。文明に飼いならされた私たちには、「アレもない、コレもない」な状況かもしれないけど、ここに暮らしてる人たちはもっとワイルドだっつーの。日本がありすぎなんだよね。こんなにいらん。なんで私はこんなにモノに囲まれてんだろ。今日からここに住めと言われても、たぶんほぼムリな私には、ここに普通に暮らしている人たちが心から羨ましかった。

パプアは国を挙げてサーフィン観光をプロモートしてて、このサーフクラブシステムもその一環。パプアにはこのようなサーフクラブが数か所あって、どこもサーフポイントは宿泊者のみに貸し切り。ローカルサーファーもいるけど、Tupiraでは、10人以上入ってたらローカルは入らないことになってるそーです。だから、つねに貸し切りなの。バリに行っても、ハワイに行っても、基本人ごみとの戦い。そのストレスがない。一緒に入ってるのは仲間だけ。

旅費は1週間24万弱と安くはないんですが、波のクオリティ、貸し切り状態、そしてどこまでも心を豊かにしてくれる美しい自然と現地の人々の笑顔を考えれば、これ以上価値のある旅はあまりないと思う。そして、旅費の一部は現地のコミュニティに還元される。各サーフクラブで働く現地の人々へのお給料はもちろん、日本以上に男女格差の激しい社会だそうで、女性の地位向上のためのプログラムなどに還元されたりしてて、たとえばTupiraでは、現地の女性にサーフィンを広めてる。毎週土曜日はガールズサーファーオンリーの日なんだって。私にとっては価値のあるお金の使い方。

旅のクオリティを左右するのがお食事でございますが、隠れ食いしん坊としては、ここの食事は大・大・大満足でございました。オーストラリア人マネージャーが現地人をトレーニング、且つ、日本人が多いので、日本人のシェフにもトレーニングしてもらったそうで、おいしい。マネージャーがベジタリアンなので、ベジタリアンメニューが毎日あったのが最高でした。ご飯も白米と玄米が選べる。

たとえばある日の晩ごはんは、
サラダ
野菜盛りだくさんなグリーンカレー(チキン OR フィッシュ)
野菜の炒めもの
魚・肉料理
フルーツ
ってな感じ。

野菜満載カレー
野菜満載カレー

 


引率の勇人くんが、スピアで捕ってきた巨大サワラでこの日は豪華刺身ディナー。こちらは同じサワラのガーリックトマトソース。おいしすぎた。なんと、サワラの方から寄ってきたらしい。おいしすぎた。[/caption]

 

スペシャルメニュー!!サワラのサシミ。
スペシャルメニュー!!サワラのサシミ。

 

ここのパパイヤは大好き。
みんながずっとマンゴーだと思ってたパパイヤ。パパイヤの臭みがまったくなくてありえない甘さ。わたしパパイヤ嫌いなのに、ここのパパイヤは大好きだー!

 

さて。Tupiraは右行きオンリーのポイントなんだけど、車で走れば近所にいろんなポイントがある。近所のポイント巡りついでに、ポイント前の村にもお邪魔できたりします。

こういう素朴な村が、ジャングルの中にけっこう点在してる。

 

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黒いおばちゃんがいるのは、たぶんリビングルーム
黒いおばちゃんがいるのは、たぶんリビングルーム。テレビもラジオもねーよ。

 


村に着いたら子供たちが海から上がってきた。みんなこの手作り木製ボードに上手に乗るんだわ。ここにもサーフィン文化は昔から根付いているそうで、このボードで昔から波に乗ってるんだって。波を見たら乗りたくなるのは、どうやら人間の本能らしい。

 


どの村に行っても、どこからともなく子供と大人がわらわら集まってくる。[/caption]

 


もってきたお土産出すと、たかられる(笑。

 


わたしはお土産にお菓子と文房具持ってきたんだけど、千手観音のように手があちこちから伸びてきて、持ってきたもの瞬殺でなくなったわ。

 


ミスター・シラス、木村さんは慣れたもんで、なぜか子供たちを整列させることができるw

 


わたしは整列させられない!

 

もはや逃げたいw
もはや逃げたいw

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子供たちがねえ、ほんとうにみんなすばらしい笑顔なのよ。そして、目が美しい。どの子も吸い込まれるようなキラキラした目を持ってる。


決まると300メートル乗れちゃうレフトのポイントの観客席。波に乗るたびに、ここから大歓声が送られます。

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鉛筆一本で狂喜乱舞する子供たちを見ながら、この子たちが、たとえば日本に行ったとしたら、日本に住みたいと思うのだろうか?とか考えたけど、わたしの結論はNOだ。わたしは、自然を求めるのは人間の本能だと思う。ここの人たちがジャングルの代わりの高層ビルに囲まれて、「ここに住みたい!」って思うわけないと思う。ぜったい帰りたいと思うにちがいない。っつーか、あたしが帰りたいんですけどねw

豊かさとはなんなんだろーって真剣に考えさせられる。地球にはそもそもあふれるほどの豊かさがあるし、人間はその豊かさを享受しながら、何不自由なく生きていけるハズだったのに、私たちが勝手に自らその豊かさを破壊し、代わりにモノに豊かさを求めた結果、ほんとうに豊かだと思ってる人はどれくらいいるんだろー。

あーあー。
困った。
どうしましょう。

こちら、車が村を出ていくのをどこまでも追いかけてくる子供たちの「アリガトー」攻撃のビデオ。このアリガトー攻撃まぢで涙ちょちょ切れたわ。ビデオ見るだけで再ちょちょ切れられるw

すてきな写真ありがとちゃん! Photo:Kanae
すてきな写真ありがとちゃん!
Photo:Kanae


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ABOUTこの記事をかいた人

エリツィン編集長

Beach Press編集長・水着屋・何でも屋。 20代のほとんどをヨーロッパとハワイで遊び呆け、ハワイではサーフィンに出会い人生激変。日本帰国後会社勤めを試みるも挫 折。現在は海の近くでハワイからステキなビキニや日焼け止めを輸入したり、サーフィンしたり、旅したり、サーフィン したり、旅したり、ほとんどサーフィン先日、幸せな人生のためには週20時間以上働いてはいけないとどこかで読んだので実践中。。冬は働いてません。楽しいことしてれば人生なんとかなる。念ずれば花開くは小学校からの座右の銘。笑う門には福来たる、真面目禁止、一日一爆笑が日課。ではあるが、やさぐれてる日があってもいいと42歳になって気づいた。